哲学を遣って居ます。私に御用の方はお気軽にコメントの記入に由ってご連絡下さい。トラックバックも歓迎致します。


by fishybusiness
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豊かさについて

私は貧乏である。
何故なら殆ど労働と云うことをしないからである。
いい歳をしてと、眉を顰める人も少なからず居るだろうが、私は労働は嫌いである。
労働する暇があれば、私は本を読んだり、自らの興味に従って何かしらの研究に打ち込んで居たいと思う。

もちろん現代の日本で生きて往く為には、ある程度の貨幣が必要である。
しかし、私は生きて往く事に必要な額を超えて、貨幣を有したいとは全く思わない。
もちろん本を買ったり演劇を観たりと云った、学問や芸術に関わることにも貨幣は必要なのだけれど、それは有る時に有るだけ遣えばいいと思う。
私は労働に暇を割かれることが我慢できない性質なのだ。

貨幣と云うのはその無名性に特徴が有り利点がある。
何にでも換えられて、何をも換えることが(原則的に)できるのだ。
しかし、それはつまり、自分の時間を割いて稼いだお金でも、誰かから貰ったお金でも、私が遣えば同じお金である。
他方で本は誰かに代わりに読んでもらう訳にはいかないし、演劇も誰かに代わりに観てもらう訳はいかない。
学問や経験は、変換不可能なのだ。

だから基本的に私は貨幣が嫌いである。
貨幣以上に労働が嫌いである。
お金を呉れるという奇特かつ賢明な方が居られたら、心より感謝をしたいと思う。
他者が労働によって得たお金を、私は研究に費やしたいと思う。
そしてその成果を市井に還元もしたいと思う。
私のような詰らない事を研究するのは、恐らく私しか居ないだろうから、私の研究は変換不可能であると考えている。

私が望む豊かさとは、貨幣に変換可能な財産を多く持つ事ではなく、貨幣に変換不可能な経験を多く持つことである。
そして社会へ貢献し、一人でも多くの人と善き関係を結ぶことが、私の望む豊かさである。
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by fishybusiness | 2007-02-03 02:22 | 雑文