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by fishybusiness
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対話の不可能性

彼の国は何を望んでいるのだろうか。
アメリカとの二国間協議が目的であると報道されているが、それが本懐なのであろうか。
六カ国協議を拒否し、アメリカだけを名指しするのは何故なのだろう。
私には彼の国の指導者の目論見が読めない。

そもそも国家間協議とは対話である。
自国の望むことを夫々表明し合い、妥協点を模索する営みである。
それが二国間であろうと多国間であろうと、本質的な違いは無い。
ただしアメリカとの対話を最重要することについては理解できる。
今日世界で最も攻めて来そうな国はアメリカを置いて考えられない。
北朝鮮が六カ国協議を避けるのは、妥協点が不利になると考えてのことだろうか。

しかし彼の国の外交は、主に他国から援助を引き出すことを目的としている。
自国の主張ばかりを繰り返し、他国の主張を全くと言っていいほど無視してしまう。
ミサイルを撃ってみて、これ以上撃って欲しくなければ援助しろと。
核を作ってみて、完成させて欲しくなければ援助しろと。
核実験をしてみて、落とされたくなければ援助しろと。
このような稚拙な駆け引きに、いつまで付き合わされるのだろうか。
現状までエスカレートしてしまった以上、対話は放棄すべきではないか。
国際社会は十分に門戸を開いてきた。
それを叩かなかったのは北朝鮮である。

対話を放棄すれば残された道は戦争しかなくなる。
しかし、今日まで戦争を避け続けてきた結果が先の核実験である。
戦争は何等利益を齎さないかもしれない。
しかし、戦争を放棄することの不利益は回避できるのではないか。
最早対話の可能性は失われたのだろう。
アメリカに求めることができるとすれば、二国間協議ではなくて、多対一の戦争を主導してくれることである。
季節は戦争へと移ってしまった。
一日も早く、この悲劇が終わることを切に願う。




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by fishybusiness | 2006-10-10 00:00 | 社会