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by fishybusiness
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私も仮登録のままでした。

以下エキサイトニュースより一部引用

日本臓器移植ネットワークが3月に運用を始めた、インターネットで臓器提供意思を登録できるサイトは13日までに6700人を超す人々が利用した。それでも、うち3割弱の約1800人は、システム上のデータが1年後に消滅してしまう「仮登録」にとどまっており、移植ネットは「確実に意思を尊重するためのシステムなのでぜひ本登録も」と呼び掛けている。

引用は以上。
これを読んで自分を省みたら本登録をした記憶がありませんでした。
面倒ですが必要な手続きなのでしょうね。

さて3月から6月の半ばまでの3ヵ月半で6700人の仮登録というのは多いのでしょうか。
私は移植ネットワークが期待したよりも少なかったのではないかと推測します。
同団体は頭打ちとなっている臓器提供者を増やそうと様々な試みをしているようですが、なかなか効果をあげていないように思います。
そもそも臓器移植は日本人の生死観にそぐわないのではないかと思います。

日本は神仏習合の宗教観を有する文化の内にあって、死ねば死体は仏となり、殆どの人は仏式の葬式で送られます。
「遺体は尊いもの」という意識があり、それを切り開き、内臓を他人へ移植すると云う事は感覚的に受け入れ難い人も多いように想像します。
日本語には「腹を探る」「腹黒い」「腹を割って話す」などという表現もあり、人間の心は頭の中よりもむしろ腹部の内臓に宿っているものだと云う感覚もあるでしょう。
私はそのような日本人の感性を、臓器移植よりも尊いものだと考えています。

私は臓器移植に反対なのでいかなる臓器も移植しないと意思表示をしています。
それは著しく不自然な行為であり、生への執着を肯定する行為だからです。
私は以前の論文でも書きましたが、人間は自らの生よりも自然に死ぬ事を悟性によって選択すべきだと考えています。
宗教的な表現を敢えて遣うならば、生への執着を放す事が、限られた生を豊かに享受する為の必須条件であると思うのです。


㈳臓器移植ネットワークのウェブサイト


Excite エキサイト : 社会ニュース
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by fishybusiness | 2007-06-13 18:49 | 社会